トップページ >シャンソン 凸凹夫婦の海外旅行
シャンソン アラカルト4

Aime






神よ、憐れみを



白衣









パリ「ノートルダム寺院」 ポルトガル「リスボン」 バリ島「ウブド」
           「シャンソン凸凹夫婦の海外旅行記」

日本のパッケージ・ツアーは金魚鉢の旅と揶揄される。金魚鉢の中から、ガラス越しに海外を見るだけだと。その結果、旅の本質を見失ったツアーばかりになってしまった。

子育て後「終の棲家を海外で」を夢見て、そして挫折した凸凹夫婦の旅行記です。

             [ナポリを見て死ね] サン・テルモ城からの眺め



2009・5・17〜6・3 パリ(16回目)七日・ナポリ(初)九日の自由旅行に行って来ました。上の写真は、私が思う「ナポリを見て死ね」の「サン・テルモ城」から見た風景です。日本人観光客は殆ど訪れません。まるで飛行機の中からから見たような絶景です。おまけに遮蔽物が無く、城から360度ナポリが見渡せます。私の人生の中で一番感動した景色です。ツアーでは、ナポリは治安が悪いので車窓観光になっています。実際、そうかもしれませんが、気をつけていれば心配ありません。私達は一度も危ない目に会いませんでした。
このサン・テルモ城はケーブルカーに乗り、ヴォメロの丘にあります。隣の美術館よりサン・テルモ城の眺めが良いと思いました。「地球の歩き方」ではサン・テルモ城は一つ星になっています。これは城の評価であって、眺めのそれではありません。
是非ナポリに行かれたら、このサン・テルモ城に行って下さい。この景色を堪能出来ます。

ナポリは汚い町です。イタリアのゴミ箱と揶揄されています。ゴミは落ちているし、洗濯物が干してある。ヨーロッパの中で汚い街の一つでしょう。でも住民は、親切で優しく素晴らしい人達ばかりでした。勘定の誤魔化しも無いし、真面目な人が多かったです。ケーブルカーで、ヴォメロの丘を上がれば、そこには高級住宅地もあります。。センスの良い人達が沢山いました。
三つのケーブルカーが全部ヴォメロの丘を目指しています。
そのヴォメロの丘に、先に述べた「サン・テルモ城」が有るのです。14世紀からここに佇んでいます。


                  「失望した青の洞窟」

南イタリアで、一番人気のスポットは「青の洞窟」でしょうか。一度は見たいと誰でも思いますし、青の洞窟は、女性に特に人気があります。年間に何十日不催行になるので、行ける時はラッキーとさえ思ってしまいます。
ガイド・ブックには、青々とした洞窟の中を映して、如何にもそのように見えるように載っています。でも実際は違うのです。先ず、一メートル弱の穴から中に入ります。穴が小さいので当然の事ながら中は真っ暗です。ガイド・ブックの写真は、洞窟の中からストロボで撮った写真なのです。ですから青々と写ります。皆さんは洞窟に入れば、このような青々とした景色に遭遇すると思いますが、実際は真っ暗です。そして入って来た穴を振り返って見ると、モス・グリーンのような海が薄く見えます。これが青の洞窟の正体です。皆さんもあまり期待しすぎると失望します。参考になさって下さい。それにしても、何も見えないあの暗い洞窟の中、船頭さんはスイスイと漕いでいました。洞窟の中は複数のボートが有るにも拘らずです。驚きました。そして歌も唄ってくれました。ツアー客はチップを出さないので歌わないかもしれません。特に日本人は。私達はツアーではなかったのでタップリ、チップを払いました。歌が上手だったので納得のうえです。


                   「素敵なカプリ島・ソレント」

青の洞窟は、カプリ島にあります。ツアー客は、カプリの港から10分強で青の洞窟に着きます。ツアーは、先を急ぐので時間を短縮するのです。私たちは自由旅行ですから、一時間かけてゆっくり島を一周して青の洞窟に行くコースを選びました。この島一周が最高に良かったです。お勧めです。その代わり、日に焼けますから防備が必要です。
ケーブルカーで島の頂上に登ります、頂上からの景色も最高に良かったです。そして品の良いお店が沢山ありました。買い物には打って付けです。

ナポリ駅からソレント行きの列車に乗りました。汚い電車でした。落書きが凄く、日本にはこのような電車走っていません。改めて日本の良さを実感しました。
途中に「ポンペイ」が有ったので、途中下車をしました。このポンペイの遺跡は考古学博物館を最初に見た方が良いです。ポンペイ遺跡の重要な品が陳列してあります。有名な夫婦の絵もありました。この遺跡を歩いていて、思わず米国のグランド・キャニオンを思い出しました。飛行機で行き一時間、帰り一時間、同じ景色で飽きてしまうのです。この遺跡も同様で、歩いている内に飽きてしまいました。30分で帰って来た次第です。
遺跡を、三時間巡るツアーもあるそうです。炎天下の三時間は疲れます。特に年配の方は要注意です。

終点がソレント。これまた素敵な街でした。高地に駅が有り、下って行くと浜に出ます。
その途中に見晴台があり、最高の展望が楽しめます。

追記 南イタリアは東洋人が少ないです。従って中華料理屋も殆どありません。
街を歩いていると、生まれて初めて子供に「チーノ」と呼ばれました。
親が何時も子供にそう言ってるんでしょうね。子供は正直で、使い分けをしませんから。





          ソレント






「シベリア席」(日本人には分からない人種差別)(シャンソンのお店でも〜)

米国大統領にオバマさんが選ばれました。歴史上初めての事です。人種差別の国でこのような事は考えられませんでした。何故なら米国は昔からWASP+ユダヤが牛耳っているからです。米国紙で、クリントンの奥さん(国務長官)が運転して、助手席にオバマ大統領。その後ろにクリントン元大統領が乗っているマンガがありました。面白いですね。事実上米国をクリントン夫婦が仕切っているのかもしれません。オバマは暗殺が怖いのでしょう。でも、黒人大統領が選ばれて、米国も様変わりをした分けで喜ばしいと言えましょう。これからお話することも100%それぞれに当てはまる分けではありません。しかし、今でも外国で人種差別が存在する事は事実です。女優の岸恵子さんのような人でも、パリで差別を受けたと本に書いてありました。
日本の官僚や学者のようなエリートでも、それなりに海外で差別を受けています。エリートの中でそれぞれ差別があるのです。
確かに、イミグレでは日本人は信用がありますし、数々の素晴らしい製品等は世界で認められています。でも根本的な人種差別は別だと思います。

20年前、テレビで女優の秋野暢子さんが何やら怒っている。
ニューヨークで、高級レストランの「シベリア席」に案内されたと憤慨しているのです。
シベリア席とは、厨房の近くで給仕が出入りする、お店で一番悪い席とされているのです。
スースーとした風が吹いていて寒いのでこのような名前(隠語)がつきました。
因みに良い席は窓側です。日本人にはこのような人種による差別が無いので理解出来ませんし、悪い席を意識しません。
日本でもウェイターが席に客を案内するようになりました。海外の場合は、白人に配慮して案内するのかもしれません。白人はカラードと一緒にいるのが嫌なので、店員はカラードをあえて離れた席に案内します。カラードとは、白人以外の人種を指します。

刑事コロンボを見ていたら、高級レストランでコロンボがシベリア席に案内されていました。イタリア系で、ヨレヨレのコートを着ているのでその席に案内されたのでしょう。それを見た店主が、ボーイを怒鳴りつけていました。店主がコロンボ警部を招待していたからです。
白人の中でも暗黙のヒエラルキーがあります。イタリア系は高いとは言えません。やはり、アングロ・サクソン系が頂点です。彼等からすると白人に序列があっても、カラードには序列がありません。ですから私達は、黒人より上ではないのです。白人から見ればカラードは皆同じと言う事になります。この事を理解出来ている日本人どれだけいるでしょう。
でも人種を超えて、恋愛、結婚も頻繁に行われているわけで、差別だけで世界が動いている分けでは決してありません。これも事実です。

私達夫婦もロンドンで、お客がゼロであるにも拘らず、わざわざシベリア席に案内されました。
そして家内と思わず笑ってしまいました。「やっぱりね」と。予め予測をしていたので、それが的中したからです。それに、ボーイがにこやかに笑って案内するのですから始末に終えません。
そして、差別されたと思わない日本人が殆どですから正直悔しいです。

パリの有名なシャンソニエ「ラパン・アジル」は三回行きました。シベリア席はありませんが、白人とカラードを店主が別々に座らせました。三度ともです。具体的に言えば、ステージに向かって右側です。正面に座りたいと言った知り合いのKさんは、店主に拒否されて怒っていました。
店側が差別している、白人に配慮している、の二通りがあるように思えました。

このように、人種差別のない日本は素晴らしい国です。そして、自由旅行だからこそ経験出来たお話です。ツアーであれば、大過なく旅行が出来ますが、本来の海外生活は味わえないでしょう。繰り返しますが日本は治安が良く、人間が暖かく、人種差別のない良い国です。
この国に生まれて幸福に思います。

追記1 高級レストランへは、VISAやJCB に予約して行くと良いかもしれません。
それに、そのレストランが載っていれば、地球の歩き方等のガイドブックを見せるのも一案かもしれません。両方共、何か有ったら指定取り消しになるので馬鹿な真似はしないでしょう。

追記2 このあいだのサッカー・ワールドカップで、英国とポルトガル戦の出来事。
主将のベッカムが選手宣誓をしたんです。その内容は「人種差別をしません」と言う内容でした。驚きの内容です。つまり相当の人種差別が有ると言う事だと思います。
ポルトガルは昔、ブラジル・アフリカに沢山植民地を持っていて、その結果ポルトガルには沢山の混血人がいます。以前パリからリスボンに行きましたので、特に違和感を感じました。

追記3 O・J・シンプソンの高校時代、異人種間結婚禁止法が有ったんですね。
シ・ポワチエの映画「招かれざる客」の映画もそうでした。彼女が結婚相手としてポワチエ(黒人)を両親に会わせる内容でした。タイガー・ウッズも白人女性との関係で話が大きくなりました。相手が黒人女性であればこれほどの騒ぎにならなかったでしょう。タイガーも、我々日本人同様、お金が出来たから自らをカラードと認めたく無いのかもしれません。今、トヨタが苛めに会っています。人種問題は根深いと思いました。



 「パリの治安」(パリのスリグループ)「シャンソンを聴きにパリへ〜」

今回パリのスリ団の話をしたいと思います。
パリに限らず、外国は治安の悪い国が殆どです。日本も治安が悪いと言っても、ケタ違いに治安が良いです。電車で財布を盗まれた話を聞いた事がありません。女性が道路で引っ手繰りに有った話はよくあります。でも電車で財布をすられた話はあまり聞きません。
私ども夫婦はかなり盗難に気をつけています。でも一度スリに遭遇しました。
夫婦でお気に入りのサンジェルマン・デ・プ・レ地区のセーヴル・バビロヌ駅でのお話。
この日は何だかボーットしていました(そのような人間をスリは見逃さない)。
電車が来ます。乗ろうと思ったら、初老の男が僕をめがけて別の入り口から突進してくる。
そして入り口で僕を入れないようにブロックします。すると、僕の目の前で彼がグリーンの100円ライターを落とす。当然僕はそれに釘づけになる。後で気がつきましたが、僕はその男の顔を見ていないのに気付きました。流石はプロですよね。僕はライターの色しか覚えていないのですから。そして、男にブロックされている瞬間、ジーンズが引っ張られるのに気付きました。そうです、財布にチェーンが付けてあったのです。海外旅行に行く時は、必ずチェーン付きの財布を持つ事にしています。今回それが幸いしました。
スリが不発だったので、乗客一同大爆笑。私は皆さんから拍手を受けました。
そのスリグループの特徴は三人組で、手に荷物を持っていません。逃げやすくする為です。
アラブ人だったと記憶します。一人が僕をブロック、そのすきにもう一人が財布を抜き取って、逃走専門の男に渡し、後はバラバラに逃げます。これがスリ団の特徴です。
三人組の手ぶらのアラブ人。このような人達を見たら気をつけて下さい。
無論全てに当てはまりませんが、何度かそのような一団を見かけました。

エスカレーター・スリも欧米でよく見かけます。
エスカレーターに乗ります。上に到着寸前で、旅行者本人の前にいるスリが降りようとしないのです。両脇の動くベルトにつかまり、空回りをします。
そうなれば、後ろの人が慌てます。そのすきに、スリがポケットから財布を抜き取り、逃走人に手渡します。私共は何度もその光景を見ていますので、乗る時、私が先頭に立ち、後ろ向きになります。家内の正面に立つようにするのです。そうすれば後ろに怪しい人がいても大丈夫。バックも道路と反対側に持ちます。ひったくりが怖いからです。
このように海外での歩行は疲れます。ケチャップ・マヨネーズ等をわざと付け、「拭いてあげる」と近づき財布を盗む事件もあるそうです。偽警官もいるそうですが、まだ出会ってないです。
でも、そのような場合「記念写真を撮らせて下さい」と言ってカメラを向ければ逃げて行くと思います。日本に帰って来るとホットしますね。「治安が良い」と
上記の二つの事例は、日本人がよく狙われるパターンです。参考になさって下さい

 
ページトップへ↑
 
シャンソン あかいくつ・TOPへ